ブランディングという概念は日本に根付かないのか



ブランディングとは、究極のマーケティング手法と言われるように販売を不要にすることを目指すものです。


消費者・顧客の心の中につくられる心象をコントロールして、広告活動に頼らなくとも顧客の方から自ずと購入する環境を長期的に築こうとする極めてハイレベルな次元の概念です。


そう、売れる仕組みをつくること(マーケティング)の行き着く先(理想)だと言えます。


そんなブランディングですが、現代のようにほとんどの製品市場が成熟期に入り製品の技術力の高さだけでは競争優位が築けなくなってきている中では、大切な考え方だと思います。


要は、製品の性能だけではなく、消費者・顧客の心の中を意識した戦略も立てて並走させていくことです。


しかし、ものづくり大国・日本においては、「技術力神話」が根強く残っているように感じます。

もちろん消費者・顧客としても、製品の性能は高いに越したことはありませんし、高度技術の開発は歓迎することだと思います。その技術力の高さで経済大国になったことも理解しています。


ただ、時代が変わってしまいました。


先述したように製品の性能のコモディティ化(平均化)が進んでいる中で、性能で差をつけることが難しくなっています。また、高度技術の開発に関しても顧客・消費者から求められている技術であるかどうかが重要になってきます。技術者の方たちの独りよがり(プロダクトアウト)な高度技術では意味がないことになります。


もちろん技術開発を否定するものではありません。

しかし、技術の開発だけでは生き残れない時代になってきていることは間違いありません。素晴らしい日本の技術力を生かすためにもブランディングという消費者・顧客の心の中につくられる心象をコントロールしていく活動を並走させていくことが重要になってきています。


目に見えないものに価値を感じていただくことは難しいですが、企業が、社会が豊かになっていくことを願って、微力ながらお役に立てるように活動していきたいと思います。



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