2020年2月18日

ブランディングは未来をつくるプロジェクト!

最終更新: 2021年6月30日

弊研究所がいつも担当させていただいている

ブランディングというのは、

未来を一緒につくっていくプロジェクトだと思っています。

まずは、

自分たちのまわりにある情報を収集することから始まり、

いま自分たちを取り巻く環境を分析したり、

自分たちの現状戦力(強みや弱み)を分析したり、

社会・消費者のニーズを分析したり

をしていきますが、

いちばん重要になってくるのは、

自分たちが、どこ(なに)を目指すのか、

どうなりたいのか

を決めていくことだと思います。

こうなりたい!

という未来の指標を決めるものです。

ビジョン、ブランドアイデンティティ、パーパスなどと

言われたりもします。

もちろん分析を踏まえたうえで、

少しでも社会貢献できる確度の高い、未来の姿を描きます。

これが簡単なようでいて、とても難しいのです。

なかなか自分のことを客観的に見れないですし、

未来のことなんて誰にも分かりませんからね。

だから難しいという側面もあれば、

逆にワクワクするという側面もあるのです。

実はこの考え方を、

「バックキャスティング思考」と言われたりします。

最近よく耳にする「SDGs:持続可能な開発目標」も

このバックキャスティング思考だと思います。

対義語は「フォーキャスティング思考」と言います。

・バックキャスティング:望ましい未来の姿から逆算して「今」なにをすべきかを導き出す。

・フォーキャスティング:「今」の延長戦上に想定される未来を目指す。

まだまだ世の中には、

フォーキャスティング思考で、

次年度の経営計画をたてられる企業も多く見受けられますが、

いずれは変わっていくと思います。

まさに、

ブランディングの考え方も、

このバックキャスティング思考と同じです。

一緒に未来をつくるプロジェクトを担当させていただいて、

幸せなことに、いつもとてもワクワクしながら進行しています。


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